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2007年6月3日 - 2007年6月9日の2件の記事

2007.06.07

Tigre@Bluedrag

Bluedragで、またまたTigre。
いつものように、カウンターの中にいる顔なじみのマスターやスタッフたちに挨拶していると、スタッフの中にFairlifeのアルバムに参加したPabloクンを発見し、ついつい手を振る(笑)。
客席に、またまたタダモノんじゃないオーラを放つ(でもどこぞでお見かけしたような 笑)男性がいらっしゃるのも気になりつつ、今年もサモアに行くというマスターと話しているうちに、ライブがスタートした。

セットリストは前回と特に変化はないものの、相変わらず彼らの演奏は毎回がスリリング。
「セ・シボン」「All of me」といった超スタンダードやら、普段あちこちで聴いているジャンゴをはじめとしたジプシージャズ・ギタリスト達のオリジナルも、すごく新鮮でワクワクする。
昔から聴いているはずの「オー!シャンゼリゼ」でさえ、彼らの手にかかると別物だ。

特に今回すごかったのが、それこそ大定番の「スペイン」。
彼らのライブでもお馴染みの名曲だけど、聴いているとなーんかいつもと違う雰囲気で素敵。
かぶりつきでジックリ鑑賞していたギタリスト氏達との会話を耳にしたところによると、あの難しい曲を小林君は同時に2音で弾いていたのだそうな。
で、あの早弾き。
しかもあの、美しい音色。
彼もすごいけど、一緒に演奏している阿部君もすごいと思う。
MCでは「セッションっぽい感じで~」なーんて言ってたのだけど、あんな演奏、一緒にできるのは阿部君だけかも。

Tigreファンで、彼らが「龍虎」名義で出したCDにライナーノートも書いているマスターも客席で一緒に楽しんでいる。隣で一緒に聴いていたPabloクンは、彼らのオリジナル曲がお気に入りらしい。

カウンター内のスタッフも一緒に盛り上がってアンコールの最中には、何とギタリストの富岡雅佳さんが乱入!
最初から超ハイテンションで、ソロを終えようとしても許してくれない(笑)。
ようやくアンコールを終えようとしても、
「えー?もう終わっちゃうのー!?」
と、大ブーイング。
元からもっと聴きたい客席とスタッフも一緒に更なるアンコール!

ということで、”耳から脳味噌が出そうな状態”だと言う(爆)ヨッパな富岡氏も一緒に演奏することになった。
”何かさー、疲れを癒してくれるようなシットリとしたのがいいなぁ。”
”うーーん…しっとりですかぁ?「ベサメムーチョ」とか演ろうかと思ったんですけど。”
”それはコッテリ!”
漫才のようなやり取りの後演奏されたのは、「Fry me to the moon」。
う~~ん、シットリ~♪

今後のワクワクな予定も聞き、大満足でお店を後にすると、駅に向かう途中で誰かが
”LUMさ~ん!”
と私を呼ぶ。
んー?と振り返ると、ギタリストの河野文彦くんだった。
あれー?彼もあの状態に合流するとなると、もしかしてこれからもっと面白かったのかしらん?
まぁ、でもそれは、いつかのライブに反映されることを期待しよう♪

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2007.06.03

六月大歌舞伎

染五郎さんのご子息初お目見得~というのにも釣られ、歌舞伎座の昼の部へ。
中に入るといつもお知らせが掲示されている場所に直行すると、ちょっとした人だかり。
20070603
さすが御曹司である。

一、「妹背山婦女庭訓」
梅玉さん演じる久我之助清舟と、魁春さん演じる雛鳥の出会いの場で、腰元が二人には囁く道具として吹き矢の筒を使わせるなんていうほんわか~なシーンにウットリ。
ところがその筒を悪役には矢を吹いて、それが耳に刺さるなどという残忍な(?)シーンも。
懲らしめのシーンではあるのだけど、時代物ってこういうとこが結構残酷だったりする。
あれは痛いよなぁ。

物語のツボは、花渡し・吉野川の場。
真ん中には吉野川が流れ、その両側に両家がある。
それぞれの葛藤や悲しみが対比され、悲劇の結末へと向かう。
太宰後室定高を演じる藤十郎さんと、 大判事清澄を演じる幸四郎さんとの熱く気迫のこもった演技に、思わず引き込まれるようだった。

二、閻魔と政頼
狂言を元に、吉右衛門さんが新作として歌舞伎に仕立てた作品とのこと。
もちろん吉右衛門さんご本人が、主役の鷹匠役を演じる。

どことなくユーモラスな赤鬼と青鬼、そして閻魔大王。
閻魔様役の富十郎さんの息子さんである鷹之資クンが裃後見として登場し、思わず身を乗り出した。
お仕事的にはちょこっと物を受け取ったりするだけなのだけど、途中で鷹狩りについて鷹匠から説明を受けるシーンで
「鷹!?ワシは鷹には弱いんじゃー!」
なーんて鷹之資クンと見詰め合うといった楽しい場面もあるので、まぁその為にいたってことだろう。

吉右衛門さんのような人気役者さんがこういった作品を仕立てるのって、かなり珍しい気がする。
狂言でもめったに上演されない作品のようだけど、かなり面白かったし、また観たい~。
でも、内容からして演じる役者さんは限定しちゃうかな(笑)。

三、侠客春雨傘 ~藤間 齋 初お目見得~
さて。いよいよ今回の主役が登場だ。
この演目の上演は、かつて染五郎さんが初舞台を踏んだ時に上演されて以来だそう。

幸四郎おじいちゃまと登場した齋クンは、何とまだ2歳になったばかりとのこと。
おじいちゃまや大おじちゃまはもちろん、脇を固める仁左衛門さんや梅玉さん、みーんなメロメロ状態で目じりが下がっている。
…って、客席もだった(笑)。
ほんとにほんとに可愛いのだ。

当の齋クンは正面を見ないで、じぃっとカッコよく立っている染五郎パパを目で追う。
表情ひとつ変えずにいる染五郎パパ、心の中はどんなだろう?
20年後、30年後には、このパパと同じ立場に齋クンもなるのかもしれない。
そんな楽しみが持てるのが、歌舞伎の良さでもあるかな。

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