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2007.04.22

四月大歌舞伎

久々の歌舞伎座。
毎年4月は中村屋という屋号を持つ役者さんたちが集まる月になっているようなのだけど、今年は中村信二郎さんが二代目中村錦之助を襲名するということで、その披露興行だ。
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お祝いムードいっぱいで、豪華なメンバーが集まった。

行ったのは昼の部。
まずは、「當年祝春駒(あたるとしいわうはるこま) 」。
いわゆる曽我物と言われる類のもので、明るい色調の華やかな舞台。
曽我五郎役の獅童さん、十郎役の勘太郎さんをはじめ、七之助さん、歌六さんと、のっけから中村だらけだった。
少し前に放送されていた番組で、勘太郎さんが膝を悪くされていることをやっていたので強く足を踏み込む場面などちょっと心配してしまったのだけど、どうやら全快したらしい。
長いリハビリ生活、ご本人も辛かったろう。

中村だらけなのは、二幕目の「頼朝の死(よりとものし)」でも変わらず。
芝翫さん、梅玉さん、歌昇さん、福助さん、歌六さん、東蔵さんと、屋号は何種類かになるものの、主な役は全て中村姓。
今回は錦之助さんの襲名ということで、特に萬屋の屋号を持つ役者さんがズラリと並ぶ。
普段よりちょっといい役が付いていたこともあって、かなり目立った。
お芝居の内容はちょっとくどい位に頑なな物だったけど、梅玉さんの相変わらずの若々しさに目を見張る。

さて。
お昼は、久々に三越に寄って「美濃吉」の観劇弁当を買って行った。
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上品な味付けで、内容も充実。
最近は歌舞伎座に行くお客を狙った「観劇弁当」を置いているお店が、銀座のデパ地下には増えているそうな。

ちょいと外に出ると、3階の売店前に「紅白餅入りめでたい焼き」の行列。
ちょうどたい焼きを食べたいと思っていたところだったし、襲名のお祝いだ~と勝手な理由を付けて行列に並んだ。
かなりの勢いで売れていたのだけど、何とかギリギリでGET。
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初めて食べたのだけど、中々美味しかった。

続いては「男女道成寺(めおとどうじょうじ) 」。
何と、あの仁左衛門さんが勘三郎さんと一緒に白拍子役で女形の踊りを見せる場面がある。
う~~~~ん…まぁ、踊りは美しかったけど…(滝汗)。
やっぱり、いつもの立ち役の方が好きかな(←当たり前?)

最後の幕は、「鬼一法眼三略巻 菊畑(きくばたけ)」。
この幕の中で襲名の口上があったのだけど、膝を怪我しているとのことで、何と富十郎さんは立ったまま。
こういうのって初めて見たなぁ。
口上は、幕間にも聞いていたイヤホンガイドで兄・時蔵さんのメッセージがあったり、新・錦之助さんへのインタビューがあったりと下地もあったせいか感動でちょっとうるうる~。
優しい、静かなイメージの新・錦之助さんはいかつい感じだった先代とはかなり違ったイメージだけど、新しい錦之助をこれから作り上げていくのだろう。
そういえば、先代が最後に歌舞伎座に出演した時も偶然観ている。
いつもはあまり目立たない役が多かった時蔵さんが女形としての主役を務め、そのあまりの美しさに目を見張ったのだった。

ところでこの幕、口上の直後辺りから記憶がなく…。
事前に「眠っちゃった~」っていう話を聞いてはいたのだけど、初めは結構面白そうだ~と思って見ていたのにかなり不思議。
帰りにロビーでも同じことを話されている方たちがいて、どうもそういう「力(なの?」があるお芝居らしい。
錦之助さんにとって思い入れのあるお芝居で、是非と選んだ演目だったそうなのだけど…。

でも、久々の歌舞伎座、やっぱりいいなぁ~。
ここんとこあんまり来られなかったけど、また近いうちに行きたいな。

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