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2007.03.01

かもめ食堂

公開当初から観たいと思いながらずぅっと観られずにいた、「かもめ食堂」を、ようやく観た。
少し前に目黒駅前の名画座的な映画館での上映を知り、ここなら帰りも近くていいな~と思っていたところ、DVDで観たというハイジのハマりっぷりを聞いて背中を押された格好になったのだ。
このところ映画にはののさんをはじめ誰かと行くことが多く、ひとりで行くのはかなり久し振りだった。

池袋の新文芸座もそうだけど、こちらの映画館もスタッフが本当に映画が好きで、来る人達にも映画を楽しんで欲しいという気持ちがすごーく伝わってくる。
手づくりのスケジュール表、壁にはたくさんの映画批評記事の切り抜き、親しみやすい接客も素晴らしかった。

映画「かもめ食堂」は、近頃主にインテリア系が大注目されているフィンランドのヘルシンキという街が舞台。
食堂にやって来るお客さんは基本的にフィンランドの方たちなのに、メニューはおにぎりを筆頭に焼鮭、トンカツ、しょうが焼きといった日本の定食屋さんメニュー。
徐々に増えてくるお客さんたちが結構上手にお箸を使って美味しそうに食べる様子は、ちょっと意外だった。

主演の小林聡美さんにもたいまさこさんという組み合わせは、もう一人に室井滋さんをついつい考えてしまうけれど、今回共演したのは片桐はいりさん。
個性的な3人での賑やかなストーリーをイメージしていたのだけど、案外そうでもなかった。
そもそもこの3人も、それぞれのしばらく日本から離れたい理由があってヘルシンキにやってきているのだ。
そして、のんびり穏やかそうに見えたはずのフィンランドの人達もそれぞれに問題を抱えている。
問題を抱えても暗い顔をしてしまう人は、どこに行ってもやはり暗い顔のままだし、笑顔でいられる人は、どこに行ってもやはり笑顔なのだ。

何気ない日常会話や笑顔もあって、時折見せる影の部分もあって、お互いの暗い部分には踏み込まないように気を使いつつ、大人の女3人の毎日が続いていく。
印象的だったのは、夫が突然失踪してしまったと毎日暗い顔をしてお店の中を覗いていた女性が、食堂に来て3人と関わる中で夫との関係も取り戻し、見る見る美しくなっていく部分。
人は、ひとりじゃ生きてないなぁ。
人との関わりって、大事だなぁとつくづく。
そして、お化粧や洋服って大事だなぁとも(笑)。

このところインテリア雑貨のページで頻繁に見かけるようなお鍋やテーブル、椅子といった北欧の家具や雑貨類にもドキドキ。
次々に登場する、食堂の美味しそうなメニューにもわくわく。
あらかじめ、シナモンロールとコーヒーは持参して行ったのだけど、おにぎりを自分で握りたくなった。
そして、できればフィンランドにも行ってみたくなった。
ムーミンとオーロラと素敵なインテリアと、それからエアギターの(笑)フィンランドへ。

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