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2006.12.29

綾戸智絵@六本木STB

前々から行きたかった、綾戸智絵さんのライブにようやく行った。
どうせ行くなら中村さんが一緒の時、それもSTBがいいというちょっと難しい希望だったのだけど、何とかチケットも取れて初綾戸ライブである。
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実は、綾戸さんのSTBライブは前にも行こうとしてチケットが取れなかったことがあり、まさに念願のライブだった。

一日2ステージで、取れたのは遅い方の回。
指定された時間に整理券を受け取り、更に並んで番号順に入場する。
前にも行ったことはあったけど、とにかく人数も多いだけに整理券を受け取るだけ、入場するだけでもかなり時間がかかった。
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お店の前にいると、最初の回を終えたお客さん達が口々に「面白かった」「良かった」とニコニコしながら出てくる。
ジャズシンガーのライブの感想で「面白かった」なんて言われるのは、綾戸さんだけだろうなぁ(笑)。

開演1時間前に入場し、入る時に席の希望を聞かれる。
やはりここは観やすい席をと1階中央のテーブル席をお願いしたら、運良く後方の一段高くなった席の前の方に案内された。
隣りはファン仲間といった感じの4人組で、開演前から綾戸さんの話をしながら飲んだり食べたり賑やかだった。

洒落た食事や飲み物を堪能していると、いよいよ開演。
綾戸さんが
「うはぁ~、皆さん、いぃですねぇ。どんどん食べて飲んで下さいね。」
「あ、そこの人!顔がワインと同じ色になってますよ。飲みすぎたらあきませんよ~」
などと早速笑わせる。

しばらくピアノの弾き語りがあった後、いよいよバンドのメンバーが登場。
一番端にいたギターの男性は…おぉ♪宮野弘紀さんだー!
綾戸さんとよくご一緒されているのでもしかしたらとは思っていたのだけど、顔を見て思わずにこにこしてしまった。
以前、D!Maxのライブに出かけた時にもギターをされていて、ののさんも好きなギタリストなだけに、ラッキーだった。
この日も「さざなみ奏法」が、炸裂だ。

ギター、ピアノ、ベース、パーカッション、ヴァイオリンという編成のバンドをバックに、綾戸さんがいつもの楽しいトークを挟みながらポップスやジャズや、よく知られた曲たちを綾戸テイストで歌っていく。
本当に歌が好きで好きで、歌っていてすごーく幸せだということがひしひしと伝わってくるようなライブだった。

途中、中村さんとのデュオコーナーもあった。
これはリハーサルをたまたま観る機会があったので、本番を観たいと楽しみにしていた。
もっと言えば、たまたまリハーサルを観たからこそ、本番を観たい気持ちが強くなったとも言える。
出会ってから14年になるという二人の息が合った演奏は、お互いがどんな世界を作り出したいかを瞬時に聴き分けられるほど。
綾戸さんの舌もより滑らかになって、
♪マコ、甘えてばかりでゴメンね~♪
などと歌ってみたりした。

この日は中村さんの奥様もいらしていたそうで、楽屋から二人の会話が聞こえていたそうだ。
「今日は、嫁はん来とんねんなぁ。良かったなぁ。・・・関西の人やねんな?」
「え?…いや、こっちの人…。」
「えー?そうやのん?バリバリ大阪弁しゃべっとったやん?」
「大阪弁て、感染るねん。」
この会話には、私もののさんも、くすくす笑いながら大きくうなずいてしまった。

さんざん会場を沸かせ、笑わせ、バラードではじっくり聴かせて盛り上がったステージの最後、客席にいらしていたひとりの女性を紹介した。
車椅子でいらしていた彼女は、故・夏目雅子さんのお母様だった。
早くに娘を亡くされたお母様の話をしながら、綾戸さんが言葉を詰まらせる場面も。
もちろんご自分の体験もあるからなのだろうけど、こういう人間らしい部分がたくさんあってこそ、味のある歌が歌えるのだろう。

歌もピアノもトークも素晴らしかったけれど、ぜーんぶひっくるめてエンターテイナーとしての彼女を観た、そんなライブ。
今年もライブにはたーくさん行ったけど、ライブ納めに相応しい充実した時間だった。


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