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2006.05.14

リベルシーの好青年

まだまだロマーヌの演奏が続く中、意を決して出口に向かう。
もう深夜だというのにますます盛り上がる観客達の間を縫って早足で出口まで到着すると、今まさに出ようとする一台の送迎バンが!!
うわー、待ってー!と駆け寄ると、運転している青年が振り向いてドアを開けてくれた。
しかし…あれ?誰も乗ってない???
どうやらフェスが終了する前にちょこっと用事を済ませに出かけるところだったらしく、次の列車に間に合わなければ用事を済ませてから私たちのホテルまで送ってくれると言う。
「それでもいいですか?」
と聞かれて時計を見ると、車に乗った直後くらいが乗ろうとしている列車の時刻だったが「モチロン!」とうなずく。

道の両側は、おそらく牧草地なのだろう。
遠くに街の明かりが見える。
その中を彼は、ビュンビュン飛ばす。
田舎道とはいえ、かなりのスピードだ。

飛ばしながら、
「フランス語わかります?あ、わからない?じゃ、英語は?」
「この街の印象は如何です?」
などとあれこれ話しかけてくる。
こちらが答えに戸惑っていると
「質問の意味、わかります~?」
と振り返って(汗)聞いてくる。
あーだこーだとやり取りをしている間に、Luttreの駅に到着。
もう間に合わないよなぁ、次まで1時間位待つんだろうなぁと車を降りると、彼も一緒にホームまで来てくれた。
改札もないし、そもそも深夜の駅には駅員さんさえいないのだった。

暗くて静かなホームに若い男性がいるのを見つけ
「ねぇ、電車来た?え?まだ来てない?」
てな感じで聞いてくれ、
「まだ来てないそうだから、ここで待っているといいですよー。」
とだけ言うと、また車に戻って行った。

こちらは「メルシー!!」とだけ叫ぶのが精一杯。
その後しばらくすると、15分位の遅れで列車到着。
ガラガラの車内で、「すっごい親切な人だったねー!」と、ののさんと感激して話した。

こういったある程度の規模を持ったイベントの場合、イベントが成功するかどうかはスタッフの対応によるところがものすごく大きいと思う。
今回のイベントのスタッフはおそらく地元のボランティアではないかと思うのだけど、最初に応対してくれた男性を筆頭に、本当にスタッフの素晴らしい働きぶりに感激続きの1日だった。
「仕事として」ではなく、自然に人に親切にできる方の多い土地柄なのではないか、そんな印象を強く持った。

ホテルに帰り着き、バーでホットショコラと紅茶をテイクアウトし、20ユーロのデポジットを支払ってドライヤーを借りた。
徐々にではあるけれど、フランス語での(と言うか、身振り手振りでの?笑)会話にも慣れてきた。

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