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2004.11.24

11/23 吉例 顔見世大歌舞伎

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かなり見所満載な11月の歌舞伎座だったのだけど、その主役となったのは仁左衛門さんの長男・孝太郎さんのそのまた長男の千之助クンだ。まだまだちっちゃい千之助クンでありながら、ご本人たっての希望ということでの初舞台。記者会見では

大きくなったらウルトラマンになりたい!

などとニコニコしながら言ってのけ、おじぃちゃまである天下の仁左衛門さんの目じりを更に下げさせたスーパーチビッコである。
そんな訳で、他は別にどーでも(失礼っ!)と思いつつ、わっくわくの歌舞伎座だった。

■ 箙の梅
源平合戦最中での、つかの間の風流な恋のお話。
若武者・梶原源太景季役は、梅玉さん。梅の木がかなり重要なモチーフとなるお芝居だけに、雰囲気もピッタリだ。この方ってもちろんもうそこそこなご年齢な訳だけど、よく通る声が若々しく、こういった若いお役がよく似合う。
お相手となる梅ヶ枝役に孝太郎さんが扮した他、芦燕さんや我當さん、進之介さんといった松嶋屋好きにはたまらないお芝居だった。

■ 芦屋道満大内鑑
タイトルを聞くと何それ?って感じなのだけど、「葛の葉」として有名なお話。
鴈治郎さんの当たり役ということもあり、全く年齢を感じさせない若々しい動きに圧倒された。
最大の見せ場となる歌の曲書きの場面も、たっぷりと見せて大満足。
この部分ってぐずる子供をあやしながらだったり、文字を裏返しに書いてみたり、筆を口にくわえて書いてみたりでかなりの体力と集中力が必要だと思うのだけど、さすが!という感じだった。

■ 積恋雪関扉
うーーーん…すみません。ほとんど記憶がない。(滝汗)
いえ、ところどころは見て…いや、多分…(しどろもどろ)。

■ 松栄祝嶋台
ということで、お待ちかねの千之助クンが登場だ。
ひと足先に観ていた母が言うとおり、本当におりこうさんな舞台だった。
ご挨拶もしっかりできていたし、しかも、ちゃーんと芝居をしている。

豆松嶋!

の声も飛び、舞台がすごく華やいだ。
ケンカの立ち回りで相手役を務めたのは、パパのおじさんの息子(って何だろ?)である愛之助さん。
個人的に、かなりきゃ~な場面だった。

おじぃちゃまがご挨拶している間にはじぃっと両手をついた状態で頭を下げて待っていたのだけど、その時に肩にかけた手ぬぐいが目の前に下がってしまうのが気になったらしく、オトナ達がお客様へのご挨拶の時にもしきりにそれをしまおうと格闘中。
仁左衛門さんが気づいて苦笑いする場面もあって、それがかえって微笑ましかった。

思えばこのお芝居は、少し設定は違うものの、かつて仁左衛門さんが大病から復帰した時にも演じられた。あの時は、こうして三代並んでお孫さんの初舞台を祝うことなど考えもしなかった。
そう思って、なんだかうるうるしてしまった。

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