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2004.10.17

10/16 芸術祭 十月大歌舞伎

芸術祭 十月大歌舞伎、「白浪」という言葉に惹かれて昼の部の出撃・・・だったのだけど、目が覚めたら信じたくないような時間だったので(謎)、とりあえず最初の「寿猩々」はパスして2つ目の出し物が始まる寸前に滑り込む。涼しい気候にやれやれである。


■ 熊谷陣屋
幸四郎さんの熊谷直実がいい。いわゆる歌舞伎というとこういうのをイメージするんだよね~っていうような重厚なお芝居なんだけど、ちょっとした仕草といい、台詞まわしといい、声の出し方といい、もーため息もんだった。古くから多くの名優たちが演じ、いろんな型のあるお芝居だけに、上手く演じると貫禄十分である。ミュージカルとかテレビドラマとかマルチなご活躍で有名な方だけど、歌舞伎ももっともっとやって欲しいな~。

途中で気づいたんだけど、このお芝居って平家物語の

熊谷涙を流して申しけるは、助けまいらせんとは存知そうらえども…

っていうむかぁし学校の授業で暗記したくだりそのまんまだ。その時には面倒だと思ったけど、後になってこーんな時に役に立つなんてと、ちょっと感慨にひたってしまった。

■ 都鳥廓白浪

歌舞伎の場合、「○○、実は××」っていうのがかなり多いんだけど、このお芝居はちょっと過剰。まるで最近大流行中の韓国メロドラマみたいだ。菊五郎さんが演じた役に至っては、「○○、実は××、実は△△」なんていう3段落ち状態で、しかも傾城なのに実は男性だと言う設定。

・・・有り得ないだろ(汗)。

もっともお芝居的には傾城から素の盗賊に戻るところが面白くて、「白浪五人男」の弁天小僧を彷彿とさせた。こういうコミカルな江戸っ子風なキャラが、すごく上手い役者さんだ。

けど、お目当てはやっぱり仁左衛門さんだったワケで(笑)、最初に舞台中央の籠の中から登場するとこから場内ため息&歓声である。片手で御簾(って言っていいのかな?)をしゅばっと開けるとこだけで、既にバリバリ二枚目。すごーい。

最後に二役の三枚目役で登場し、これは二枚目な仁左衛門さん大好きな私としてはちょい不満だったのだけど、チラシには木の葉の峰蔵とあるのに、菊五郎さんは「孝夫」っていう仁左衛門さんの本名で呼んでいて大笑い。プライベートでも仲が良いらしいお二人ならではの演出かも。

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