« 9/12 関東アコーディオン演奏交流会 | トップページ | 磯原温泉 »

2004.09.16

9/13 九月大歌舞伎

20040913.jpg


実はこの九月大歌舞伎、最初は昼の部を観るつもりでいたのが、あるファンサイトをたまたま発見したのがきっかけとなり、急遽夜の部を観ることにしてしまった、ネットがなければおそらく観ることはなかったお芝居である。今月は五世中村福助丈の追善公演もあって、息子の芝翫さん、その息子の福助さんと橋之助さん、そしてそのまた子供たち、はたまた親戚の勘九郎さんや三津五郎さんも出演する親戚だらけの公演だった。

■ 恋女房染分手綱
さてさて。夜の部に変更にするきっかけとなった出し物がこれだ。京都から江戸へとお嫁入りが決まった小さな姫が、

江戸に行くのはイヤじゃイヤじゃ!

とぐずっているところからお芝居が始まる。その通称イヤじゃ姫役が、福助さんの長女である佳奈ちゃん。真っ赤なお着物で中々可愛らしかった。ここぞとばかりに大向こうからかかる

姫成駒!

の声が中々良かった。歌舞伎は基本的に男性だけのお芝居だけど、子役は別。あの松たか子さんもか~なり大きくなるまで舞台に立っていて、ものすごく謎だった。その後ドラマで大ブレイクした時ようやく幸四郎さんのお嬢さんだと知って、かなりビックリだった。

更に馬子の三吉、実は重の井の息子役として橋之助さんの長男の国生クンが登場して、拍手喝采。しかしなんてったってこのお芝居、重の井役がおじぃちゃまの芝翫さんなんだからややこしい。つまり、馬子役で孫が出ていて、おじぃちゃまはその母親役というややこしさなのだ。観ていると、なんだか訳がわからなくなってくるようなお芝居だった。

訳がわからないと言えば、このお芝居では普段は立ち役を演ずることの多い橋之助さんが、珍しく女形を演じていた。でも、ん~~~、家族を集めたかったんだろうけど、背が高い上に大きなかつらでなんだかヘン。立ち役だと、どんな役でもい~感じにこなせる役者さんなのになぁ。

■ 男女道成寺
道成寺もんのバリエーションはいろいろあるそうだけど、こちらは初めて観た。最初は女性二人のこしらえで登場するけど、実は男女だという作りになっていて、最初またまた女形で登場した橋之助さんが、途中からは立ち役の衣装に変わって登場する。その途中ではテレビでもさ~んざん放映された、末っ子の宣生クンの初舞台のご挨拶もあって、なんだかてんこ盛りの幕だった。

まだ2歳になったばかりだという宣生クン、福助おじさんや橋之助パパがご挨拶の口上中にはどっか見てるんだけど、お辞儀をするところではちゃ~んと両手をついてご挨拶。その様子が可笑しくも可愛らしくって、場内が拍手と笑い声に包まれた。

まだ、海のものとも山のものともわかりませんが・・・

という福助さんの言葉には、場内が大爆笑になった。

■ 蔦紅葉宇都谷峠
今度は、打って変わって世話物の幕。成駒屋一家とはかなり近しい親戚筋に当たる勘九郎さんと三津五郎さんを中心に、孝太郎さんや弥十郎さんといった人気者が登場して盛り上げた。いかにも黙阿弥らしい七五調のセリフまわしと、あまりに見事で

あれあれあれぇ~?どうしてぇぇ???

と思わず声に出してしまった勘九郎さんの早代わり。じんとくるストーリーはもちろんのこと、見所満載のお芝居だった。

|

« 9/12 関東アコーディオン演奏交流会 | トップページ | 磯原温泉 »

歌舞伎」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36578/1449057

この記事へのトラックバック一覧です: 9/13 九月大歌舞伎:

« 9/12 関東アコーディオン演奏交流会 | トップページ | 磯原温泉 »