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2004.07.17

7/16 sug@r6

オールスタンディングのライブハウスの一番後ろで、壁にもたれてライブの始まりを待っていた。4月の始めに行った、バンドの最後のライブでジュンペイくんが言っていた
”ついに、歌一本でやっていけることになりました!”
という言葉の響きを、繰り返し思い出していた。

彼を知ったのは、知り合いのギタリストが参加していたポップス系バンドのライブだった。ドラム、キーボード、パーカッション、ギター、ベース、そして二人のボーカル。そのボーカルの一人だったジュンペイくんが、sug@r6というアカペラグループの新メンバーとして加わることになり、残念ながらそのバンドは解散してしまった。

それから3ヶ月と少し。このライブが、ジュンペイくんのプロとしての東京凱旋ライブだった。元のバンドのメンバー、そして私を含むファン達も彼の晴れ舞台を見ようと集まっていた。

ステージが始まり、ほの暗いライトに照らされて歌い始めた彼を見ながら、私はかつて同じようなシチュエーションがあったことを思い出した。それは、高校の友人達が結成したバンドでやはりボーカリストだった男性の、渋谷でのライブだった。元のバンドのメンバーや仲間達がわざわざ静岡から上京し、ステージのまん前に集まった。ステージ衣裳に身を包み、眩しいばかりのライトを浴びて歌うその姿を、もちろん演奏も楽しみながら誇らしく見つめていた。

数ヶ月振りに聴いたジュンペイくんの歌は、発声から明らかに違い、より一層魅力的な歌声になっていた。しかし以前のバンドではかなりリラックスして会場を沸かせていたMCは、緊張からか少し固かったようだ。やはりプロとして、それもかなりのライブをこなして人気も上がっているらしいこのグループに、新メンバーとして加わるプレッシャーは相当なものだろう。でもきっと、彼の持ち前の明るさとバイタリティーで、徐々に乗り越えてくれるに違いない。

終演後、私の隣でじぃっと腕組みをしたままで聴いていた、元のバンドのギタリストに感想を聞いてみた。数年間一緒に活動していたメンバーの晴れ舞台を、彼は一体どんな風に観たんだろう。

「いやぁ~~、すごいっすねぇ!カッコよかったっすぅ!」

感動した面持ちでそう答えた彼は、こう続けた。

「俺も、ボイスパーカッションやろうかなぁ~!」

って、そっちかよっ!(爆)
いつか彼がプロとしてステージに立つ姿も、是非見てみたいのだけど。

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