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2004.06.20

6/20 ファンク白昼夢

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東京はそのうちハワイになるんじゃなかろうかという強い日差しと強風の中、真昼間から六本木にある「EDGE」というライブハウスに向かった。7月に閉店が決まったというPIT INNを左に見ながら角を曲がり、地下2階へと階段を降りる。クラクラするほど明るい外からいきなり暗い店内に入ると、今回のライブに私を誘ってくれた弘クンが見つけて声をかけてくれた。彼はDiscoveryのdaisukeクンの友達で、阿部クンとも仲がいい。5月の彼らのライブで久々に再会し、その時に今回のライブの話が出たのだ。彼の他のバンドでの演奏は何度か聴いていて、そのあまりのテクニックに口あーんぐりだったのだけど、今回のイベントに出演するバンドに関してはほとんど知識がない。元々知っている骨太なテクニシャン揃いのバンドでのイメージと、「シャーク団」というバンド名、そして女性だというボーカリストもCDを出しており(しかも、財津和夫プロデュースだ!)、かなりの実力派な感じ。それでカッコイイ系&シブイ系を勝手に想像していた。そしてイベントのタイトルからしてファンクバンドなのかと思ったら、そうではないのだとメールがあった。うーーーむ。

主催者バンドらしい最初のバンドの演奏が終わり、彼らのセッティングが始まった。知り合いがいたのでその隣に座ったのだけど、そこは最前列の弘クンかぶりつき席!スピーカー前ながらかなりいいポジションだ。後ろを振り向くと、さっきまであったはずの椅子はほとんど取っ払われ、ほぼ全員が20代であろうと思われるギッシリの観客が、少々押し合いながらワクワクとステージが始まるのを待っている。いいんだよね~、こういう時のみんなの顔って。

そうこうしているうちに客電が落ち、ボーカリスト登場・・・って、あれ?ツインボーカルなんだ?などと思っていると、ライトが点灯して更にビックリ。何と全員が、あの懐かしいピンポンパンみたいな帽子を被っている。弘クンなんか、すっかり「お兄さん風」だ。そして、「お姉さん風」なメインボーカリストの黄色い第一声!

「みんなー!シャーク団のライブが、はっじまっるよぉ~っ!」

ひょへー!最前列でいきなり仰け反った。しかも女性二人はタンクトップ&ジーンズの上にベビードールチックなブラウス(?)を着ており、ニコニコ笑ってすんごいキュートだ。むぅ~、演奏が始まる前から、完全にヤラレちゃった感じである。

一方バンド編成は、ギターの弘クンの他、ドラム、ベース、キーボードにツインボーカルと至極真っ当。オープニングではいきなり驚かされたが、演奏はかなりいい感じに始まった。なんてったって「I WANT YOU BACK」である。フィンガー5である。ジャクソン5だとほとんどの人は思うのだろうけど、私的にはこの曲といえば、かつて私のアイドルだったフィンガー5の1stアルバムに収録されていた、「帰ってほしいの」という曲なのだ。あれを最初に聴いたのは、一体何年(ていうか、何十年…汗)前なんだろう。少なくともこのバンドのメンバーの中に、その時生まれていた人はいなさそうだ。

わーいわーいと大喜びしながら聴いていると、なんと2曲目はそのフィンガー5のヒット曲でもある「学園天国」がきた。最近だと、これを小泉今日子さんのオリジナルだと思っている人がいてため息が出ちゃうのだけど、アンケートとして配布されていたセットリストにはちゃんとフィンガー5と書かれていて、よしよしとうなずく。私は発売当初のリアルタイムバージョンはもちろんだけど、その後バンドとして活動していた時のバージョンも思い出し、ちょこっとしたアレンジの違いにもいちいちおーおーと反応してかなりひとりで楽しんでしまった。

姉妹だというフロント二人は、歌もダンスも息がピッタリ。誰が振付けるのか可愛くてかなりい~感じだ。そして、更に感心してしまったのが、メインボーカル吉野智さんのMC!今までかなりのライブに参加してきているけど、ここまでMCの上手い人ってかなり珍しいかも。特にライブの場合、内容の良し悪しが問題になるのはその演奏技術によってだけではないのだ。

フィンガー5関連曲が、もう1曲。スティービー・ワンダーの「Superstition」だ。

「あー、これは新宿のルイードで聴いたよなー」

などと、またもひとりの世界に浸る。その時のギターソロ(晃クンだぁ→なんと、前日6/19に都内のこーんな場所でライブがあったそうな!)みたいに、ギターソロを聴かせる部分がいっぱい入ったバージョンで聴きたいなーと思いつつ、割と抑え気味の弘クンのソロを聴いた。全般にボーカリスト中心のアレンジで、バックのソロはかなり抑えているようだ。もちろんそれが充分納得できる、ボーカリストの歌唱力があった。

しかし、楽しい。そして上手い。かつての米米クラブにも通じるようなエンタメ系ライブの楽しさが、このバンドにはある。次回のライブはまだ決まっていないとのことだったけど、ホーンセクションの用意もあるそう(じゅるるっ!)で、是非時間を調整して出かけてみたい。できれば対バンなしで、スタンディングで盛り上がれるといいなー。(希望 笑)

あ~、また行くとこ増えちゃったよ。(ぼそ)

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